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Vol.89

「国民の生活が第一」の政権、
いよいよスタート

2009年10月30日

いよいよ鳩山新政権の元で第173臨時国会がスタートしました。26日の本会議において、鳩山総理の所信表明演説が行われました。52分間という異例の長さでありましたが、誰にも分かりやすい自分の言葉で語られたことは、これまでの自民党政権には見られなかったことではないでしょうか。新たな政権は、「無血の平成維新」と位置付け、国政の変革に挑戦する決意を強調し、国民の命と生活を守る政治を実現することを表明したのです。

実質スタートしている新政権のめざす方向が、この所信表明に沿って動いて行くように、与党の一員として私も全力でとりくんでまいります。

その骨格となるのは、総選挙で国民の皆さまにお示ししたマニフェストの内容であります。ただ、これはそのすべてを国民が認めたと過信をしてはいけないと思っています。八ッ場ダム工事の中止、高速道路の無料化などは、その目玉事項でありますが、八ッ場ダム周辺の住民や事業関係者、高速道路関係で働く人たちにも生活があります。民主党は「国民の生活が第一」を政治理念の第一に掲げているので、それぞれに関わってきた人々に、しっかりと説明をして理解をしてもらう手続きを怠ってはなりません。もしも強引にことを為そうとするなら、それは自公政権と結果的に何も変わらないことにもなってしまいます。

また、沖縄の普天間基地の移転問題のように、関係大臣の意見がバラバラであるような報道が紙面を賑わしています。それによって地元の皆さまが困惑するような発言は、今のマスコミの報道姿勢に問題はあるものの、厳に慎むべきであり、一政治家としての発言とあらかじめ前置きをしたとしても、大臣の発言の重みをわきまえる必要があるのではないでしょうか。

野党自民党・公明党は、総理の所信に対して盛んに野次を飛ばしていました。しかし、その中身は、これまですべて自分たちが為してきたことのつけであることを完全に棚上げしているものでした。今後も野党は、私たち与党に対して「すきあらば」と、鵜の目鷹の目で監視を強めてくるでしょう。

どういう攻撃をしかけられても、「国民の生活が第一」「国民の生命を守る」ことをいつも原点とした政治を展開していくことが、新政権のまさに生命線だと肝に銘じる毎日です。