Vol.88
政権与党の一員として…
鳩山新政権が正式に発足しました。名実ともに私も政権与党の一員となりました。言うまでもなくこれまでとの大きな違いは、取り組もうとする政策が、「限りなく形になっていく」ことです。その責任の重さを痛感すると同時に、今まで以上に国民の皆さまの声にしっかりと耳を傾けていかなければなりません。
そしてそれは、まさに国民主権の政治が行われる、新たな日本の夜明けとしなければならないと考えています。10年が経過したものの、これからが21世紀における日本が向かっていく時代の始まりととらえられるように、全力を尽くす覚悟であります。
新しい時代を切り開く意味においても、戦後60数年が経過するにもかかわらず、未だにその処理が十分でない諸課題の解決を急がねばならないところです。先の大戦で犯した過ちを二度と繰り返さないことの重要性を、戦後生まれの私たちがしっかりと継承していくためにも、これらを私のライフワークの一つとして取り組んでまいります。
先日、ある方が、「従軍慰安婦問題」について語りかけてきました。マスコミ報道を通してのみのご意見でしたが、「従軍慰安婦問題」はでっち上げであると言うのです。生き証人がいるからといって、その主張が必ずしも正しいことにはならないとも述べていました。私は黙っておられずに、このような戦争被害の解明においては、まずその当事者の方々の声に謙虚に耳を傾けることから始めるべきではないか、と申しました。いずれにしてもそうしたことを明らかにし、多くの国民の皆さまに理解をしていただけるように、私たち政治家も本腰を入れるべきですねと、その場でのディスカッションを終えました。
これまでならば、見解の相違程度でそれほど熱く語ることのなかったことについても、それらが「形」となってくることを考えると、率直な意見交換を通じて理解をいただくために、そのまま捨て置くわけにいかない立場になっていることに、改めて気づきました。
これからも、民主党が掲げる政策の合意形成をはかるために、こうした様々な声に耳を傾け、議論をしていくことが大切であることを肝に銘じました。
P.S.
特別国会は本日で閉会となりますので、次回は、臨時国会が召集されてから、メッセージを再開いたします。












