世紀の天体ショーに寄せて
2012年5月1日
年度が変わって早ひと月が過ぎました。ゴールデンウィーク明けには、社会保障と税の一体改革関連法案に関する審議が、いよいよ衆議院でスタートします。国民が安心して暮らせる社会の実現に向けて、しっかりとした議論を展開していかなければなりません。
さて、今年は、4年に一度のオリンピック(ロンドン)が開催される年です。また、あまり知らされてはいませんが、地学(地球科学)のオリンピック大会もアルゼンチンで開かれます。昨年の3・11東日本大震災の影響等で、日本での開催が予定されていましたが、変更されたようです。
こうした企画はもっと大々的に情報が流されてもいいのではないでしょうか。子どもたちの理科離れが著しいと指摘されている中での地学の世界大会です。日本からの参加者が持てる力を十分に発揮し、成果もしっかり報道してもらう。そんな「共同作業」を通じて、理科離れ解消の一つのきっかけとなるよう、大いなる期待も込めて朗報を待ちたいと思います。
さらに今月の21日(月)の朝7時30分頃には、一生で何度も見ることのできない金環食が見られるようです。この歴史的天体ショーに向けては、各人各様、それぞれの思いも込めたとりくみも行われることでしょう。毎日、気ぜわしく、しかし、なかなか展望が見えないような暮らし。そんな中でも、偉大な宇宙の動きを観察することは、心に新たな息吹を与えてくれるはずです。なお、余計なお世話かもしれませんが、目の保護だけは絶対に忘れずに……。
先述の「地学オリンピック」において、日本は、これまであまり好成績とまではいかなかったようです。世紀の天体ショーに心躍らせつつ、"地震大国"のわが国の子どもたちが「地学オリンピック」を存分に楽しみ、その真剣に向き合った貴重な経験を、多くの友だちと共有してもらえればと強く思うのです。
参議院議員 那谷屋 正義
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